「北海道Society5.0」の実現に向けた道の取組について行政機関とHICTAとの情報交換会が開催されました。<オンライン>

2021年8月18日、北海道IT推進協会の理事会に合わせて、「北海道Society5.0」の実現に向けた道の取組について ~IT業界に期待すること~という題で、北海道総合政策部次世代社会戦略局 DX推進課長  榎様にご登壇いただき、協会員を交えて情報交換会をオンラインで開催しました。

冒頭、榎課長よりコロナ禍で取り組みが加速したものとして、医療や働き方、教育、行政などを例にあげられ、特に働き方においては「紙を前提とした働き方の見直しがDXという観点で大きく進んだ」と話しました。
また、教育の観点においては、「GIGAスクールの開始に伴い端末の配布など進みはしたが、コンテンツの有効活用や、端末の管理などには課題が残る」と説明がありました。

次に北海道Society5.0について「2030年頃の北海道を見据え、デジタル技術を活用した活力にあふれる北海道を目指す」とし、今年3月に策定された北海道Society5.0推進計画の説明が有りました。

最後に、IT事業者の方々に期待することとして4点あげられ、中でも特にデジタル人材の育成と、官民データ利活用事例の創出、データ活用の提案に関して、産学官での連携、そして道や市町村でのオープンデータの取り組みについて、利活用の方策などを模索していきたいとまとめられ、北海道Society5.0の実現に北海道IT推進協会の会員企業の力添えが不可欠であり、協力をお願いしたいと力を込めて述べられていました。

参加者からは、「IoTデータを通じた地域課題解決に関して、こんなに多くやっているんだと初めて知って驚いた」との声が上がり、「事例に関する情報発信などを協会でも連携していきたい」という声やオープンデータの利活用について、「どのように意見を伝えたら良いのか」などの質問や意見が上がりました。

最後に、IT事業者の方々に期待することとして四点あげられ、特にデジタル人材の育成と、官民データ利活用事例の創出、データ活用の提案に関して、力添えをお願いしたいとの話がありました。

デジタル人材の育成・確保に向けて、産学官での連携、そしてどうや市町村でのオープンデータの取り組みについて、利活用の方策などを模索していきたいとまとめられ、北海道Society5.0の実現に北海道IT推進協会の会員企業の力添えが不可欠であり、協力をお願いしたいと力を込めて述べられていました。

参加者からは、「IoTデータを通じた地域課題解決に関して、こんなに多くやっているんだと初めて知って驚いた」との声が上がり、「事例に関して情報発信をどんどんやって行くとよいのではないか。」という声やオープンデータの利活用について、「どのように意見を伝えたら良いのか」などの質問や意見が上がりました。

編集:北海道IT推進協会 広報委員会

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